毎日食べたいキウイフルーツ

キウイフルーツと聞いて何を連想しますか?キウイフルーツは多くの栄養素をたっぷりと含んだ健康・美容効果の高いフルーツの王様。実は凄い果実なんです。

果物の中でビタミンC含有量は、キウイがダントツ。なんとりんごの約6倍もあるんですよ。1個食べるだけで1日分のビタミンC摂取推奨量が摂れるほどです。

 

食物繊維にいたっては、なんとバナナの3本分!タンパク質を分解する「アクチニジン(Actinidin )」という酵素も含まれていますので、 お肉などを食べた後のデザートにキウイを食べると、消化がよくなります。

ビタミンCは疲労回復、食物繊維は腸内環境改善に効果的であると言われています。他にも、塩分の排出を促すカリウム、老化予防・美肌効果のあるビタミンE、貧血予防に有効な葉酸有機酸、抗酸化作用のポリフェノールも含んでおり、非常に栄養価が高いことが分かります。

 

さらにそれぞれの栄養素を細かく見ていきましょう。

 

①ビタミンE

キウイフルーツには100g中約1.3mgの「ビタミンE」が含まれています。これはフルーツの中ではトップクラス。ビタミンEには強力な抗酸化作用があります。抗酸化作用とは活性酸素の発生を抑えてくれることです。活性酸素の発生を抑えてくれることで、細胞の酸化を防ぎ、がんや老化・動脈硬化の原因となる過酸化脂質(中性脂肪コレステロールなどの脂質が活性酸素によって酸化されたもの)の生成を抑制し血管を健康に保ってくれます。さらに末梢血管を広げ血行を良くする働きがあるので肌荒れ、肌のくすみ、シミ・シワなどの老化防止にも効果があります。

 

②「カリウム」にはむくみを抑えてくれる効果もある。

キウイフルーツは豊富な「カリウム」を含んでいます。塩分を多く摂取してしまったときに食べると、体内の余分な塩分を排出してくれます。

作用による高血圧予防や生活習慣病などの改善、利尿作用による腎臓病、膀胱炎、心臓病などの予防になります。

加えて身体のあらゆるむくみをとる効果もあります。

 

葉酸有機酸は貧血予防になる

キウイフルーツには、妊婦の方の必須成分である葉酸も豊富に含んでいます。葉酸は細胞の分化に働くので胎児の正常な発育にも欠かせないビタミンと言われています。正常な造血機能を保つために必要な栄養素でもあり、不足すると貧血や神経障害が起こると言われています。

 

また、キウイフルーツに含まれる酸味の素となる有機酸には、筋肉を使うときに作られる乳酸の生成を抑制し、鉄の吸収を高める作用などがあることから疲労回復や貧血予防に役立つと言われています。




それでいてカロリーも低いのでダイエット中の方にもおすすめなんです。

小さめのキウイは36Kcal、中くらいのキウイ(100g)は45Kcal、大き目のキウイ(120g)は54Kcaなので、お手軽ですよね。

 

キウイは、1日2個、夜に食べるのが特にいいとされています。これは腸がよく働くのが夜だからです。キウイの摂取で腸内環境が整えば、自律神経のバランスが整うとされています。年を通じても手に入れやすい果物であり、「1日2個を夜に」を是非、試してみてはいかがでしょうか。