メイクの楽しみ

毎日するメイクは女性の楽しみでもありますが、どのようにしたらよりきれいに、かわいく見せることができるのかといった、メイク方法についての悩みは尽きません。プロのメイクアーティストにしてもらうメイクのように、自分をより美しく見せられるようになりたいですよね。美しいメイクに大切なのは、なんといっても基本です。ベースメイクを丁寧に行い、基本的なメイク方法や注意すべきポイントを押さえておけば、大丈夫。そこで今回は、基本となるメイクの方法を簡単にご紹介します。

 

  • メイク前の下準備

美しいだけでなく、崩れにくいメイクをするには、メイクを乗せていく肌を整えておくことが大切です。まずは、コットンにたっぷり化粧水を含ませ、顔全体になじませたあとパッティングします。中指にコットンをはさみ、顔全体になじませます。

 

  • ベースメイクの方法は?

化粧水で肌を整えたあとは、メイクアップベースをつけます。メイクアップベースとは、いわゆる下地のことです。肌の表面の凸凹を整えてくれるので、ファンデーションのつきがよくなり、崩れにくいメイクができるようになります。

 

また、肌の色を統一するため、コントロールカラーを使うという方法もあります。様々な種類がありますが、自分の肌にはどの色がふさわしいかを判断するには、次の項目を参考にしてみてください。

コントロールカラーの種類と特徴

・ グリーン…にきび跡の赤みや頬の赤みを調節します

・ ブルー …黄み、くすみを調節します。

・ ピンク …血色の悪い肌に赤みを足し、血色を良く見せます

・ パープル…黄み、くすみを調整すると同時に、血色を良く見せます

・ イエロー…赤みやくすみを自然に調整します

 

  • ファンデーションの正しいつけ方は?

正面から見たときと横から見たときの顔を意識して、顔のカーブに沿うように丁寧に伸ばしていきましょう。幅の広い面からスタートし、鼻筋から顔の中心部分を伸ばします。次に目元やフェイスラインなど、細部を伸ばし、スポンジで、パッティングしながらファンデーションの塗りムラをなじませます。きれいにつけるテクニックとしては、薄く伸ばしたいときは、肌の上をスポンジが滑るようにし、シミやくすみをカバーしたいときには、トントンと乗せるように伸ばしていきます。

 

  • フェイスパウダーの使い方は?

ファンデーションをつけたあと、より透明感を与えるためにフェイスパウダーを使うのもおすすめです。

1.パフにまんべんなくパウダーをなじませてよくもみ込みます。

2.頬・額・鼻の下・あご・目元の順で押さえるように乗せていきます。

3.鼻、小鼻のわき、口の周り、目元などの細部は、パフを折り曲げ細かく丁寧に押さえます。

4.最後に余計なパウダーをフェイスブラシで払います。

 

  • 眉の描き方は?

眉の形は顔の印象に大きく影響を与えます。しっかりと描き方をマスターしましょう。

 

1.最初に眉山の位置を決めます。

2.毛の流れをスクリューブラシで整え、眉山から眉尻を描きます。(高さと長さを決める)

3.もう一度、眉山から眉頭を描きます。(形、濃さを決める)

4.仕上げにブラッシングして、毛並みを整え、自然にぼかします。

5.描き終えたら、鏡で正面と横からチェックします。