こんなにあった昼寝の効果

睡眠は人間にとって、食事と同じく欠かせないものです。

お昼ご飯を食べ終えると、ついつい眠くなってしまい昼寝をしたいなと思う事がありますが、昼寝ってそもそもした方がいいものなのか、それとも昼寝なんてしない方がいいものなのでしょうか。特に春はつい居眠りをしてしまう季節。実は適度な昼寝は、体にとって良い影響をもたらしてくれるもののようです。仮眠をとることは仕事のパフォーマンス向上にも繋がると考えられています。成人(20〜50代)だと20分程度、55歳以上だと30分程度が良いとされています。20〜30分昼寝をすることで、脳の疲れがとれ、さらに頭の働きを高める効果が期待できるそうです。昼間ものすごく眠くなった時は、眠気を我慢せずに、少しでも昼寝をした方がその後のパフォーマンスが上がるかもしれませんね。そんな時間がない方は、電車での移動中に目を閉じるだけでも脳は十分リフレッシュできます。睡眠不足は、脱毛症、高血圧や糖尿病等生活習慣病などの病気に繋がります。さらにお肌に関しても悪影響を及ぼしてしまいます。

 

昼食後の眠気の原因は、大きく分けて2つあります。食後の消化活動が始まると、脳に「食べることは終了した」という情報が伝えられると同時に、「眠ってもいい」という情報に切り替わってしまうんです。もう1つは、食事に関係なく生体リズムによる影響で、午後2時位にそのピークがきます。

パフォーマンス向上の他にも美容面にも、嬉しい効果をもたらしてくれると言われています。夜の睡眠だけでなく、昼寝中にも健康的な体を維持するために欠かせない成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンには、肌のハリを保つコラーゲンやケラチンの生成を促す働きがあります。紫外線ダメージを修復する働きもあるため、日焼けをしたときにも積極的な昼寝がおススメ。ストレス軽減からシミの防止にもなります。ストレスはメラニン色素の生成を促す活性酸素を発生させるため、シミの原因になります。美容の大敵といえるストレスの対策にも、昼寝は効果的なのです。