ウォーキング?ランニング?どちらを選ぶ?

ウォーキングとジョギングは、どちらもダイエットの定番といえるでしょう。コロナ禍により、日本だけでなく世界中の調査でも活動量が低下していることが言われているみたいです。運動には大きく分けて有酸素運動レジスタンス運動に分けられます。レジスタンス運動というのはいわば筋トレ。筋肉を太くする効果が期待できます。これに対して有酸素運動は、文字通り酸素を取り込みながら、脂肪の燃焼を促す運動のことです。

有酸素運動はダイエット効果のほかにも、血圧や血糖値、中性脂肪値、尿酸値などを下げるのに効果があるといわれる。

ウォーキングもジョギングも、どちらも有酸素運動と呼ばれる部類の運動になります。実は、軽くウォーキングするだけでは大したカロリーを消費できません。ウォーキングは、やり方によっては想像するほど活動量が増えず、思ったほどの効果が得られません。のんびり歩くだけでは、心肺機能への負荷や筋肉への刺激が十分でなく、負荷をかける必要性があります。そこで、ファストウォーキングを実施するとランニングよりも足裏への衝撃は少なく、ケガや貧血といったリスクは抑えられるという報告があるみたいです。ファストウォーキング”なら、足への負荷を抑えつつ、ランニングに匹敵するダイエット効果が期待できます。ウォーキングのメリットは負担の少なさです。

膝や足にかかる負担が少ないため長時間続けることができます。ウォーキングの定義はどんなにスピードを出しても左右の足のどちらかが必ず地面についているということです。世の中的には時速7km程度のファストウォーキングが勧められています。効果が高く、走るよりも良いという情報が発表されています。走るより負荷が少ないので、今は運動していない人や年を重ねて健康に不安のある方など、どんな方でも実施できます。早歩きの運動効果については、すでに60年ほど前から知られていましたが、詳細な分析は多くありませんでした。何よりも大切な事は、颯爽と速く歩くことです。それができれば、ある程度理想的な姿勢と歩き方になります。目線を落とさず、まっすぐ前を見ることも意識してください。

実はファストウォーキングのためのシューズも販売されています。ウォーキングシューズの靴底は足裏全体をサポートするために、基本的に厚底なのが特徴です。足が地面に着くときには、歩行時で体重の1.2〜1.3倍の衝撃がかかるといわれています。硬い靴を履いて歩くと、足・膝・腰などに負担がかかってしまいます。クッション性を重視して選ぶことで、着地時の足への衝撃を軽減できます。